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ジムキタオフシーズン特集「格安GPSデータロガーで走りを極める!」 その2~実践編~
2009.11.27
Fri
23:49

晴れている場合は養生テープなどで本体が飛んだり落ちたりしないように固定する程度で大丈夫です。
電源ボタンを3秒押す事によってナビモードに入り、さらに1秒押すとログモードに切り替わります。

この状態で走ったデータは、紹介したフリーソフト「lap+Intake」にて取り込みます。
取り込んだデータを「lap+view」にて展開します。
今回は講師松倉の本番試走1本目と2本目のデータを取り込み比較してみました。

左が全体のコースを走行した軌跡で、右が上から速度、パワー、前後G、横Gの順で表示されます
(表示は任意で変更できます)
以後1本目を黒のグラフ、2本目を赤のグラフで説明します。


こちらが速度時間グラフとなります。光電管の位置は任意で設定できます。
写真下段はコースにおいてのポイントです。
今回はタイム差やグラフに差が出た5か所について説明します。
①の区間は、2本目の方がコンパクトなラインでスムーズに加速出来ていますが、1本目では、滑って加速するのが遅れたためにタイムロスとなってます。
②の区間はストレートからのブレーキング~ターンとなります。
こちらも①と同じく2本目の方がスムーズな加速が出来ています。
1本目ではブレーキングで失敗して、手前からリアが流れ気味になり、加速ポイントが遅くなった分、ロスしています。
③は②と同じく1本目はブレーキングでリアが流れて大回りになってしまったため、タイムロスとなってます。
2本目はコンパクトなラインでしたが、グラフのボトムがWになっていることからのアクセルを2度踏んでいるのがわかります。
④は1本目はヘアピンの立ち上がりでからコンパクトなラインを取りましたが、立ち上がりで濡れている路面を選んでしまって、その後のストレートのスピードに響きました。
2本目はヘアピンで少し大回りになりましたが、その後の立ち上がりのラインの取り方で長くアクセルを踏めて速度の伸びが良かった結果、2本目の方が早くなりました。
⑤は1本目では外周できれいなラインを取れた結果が立ち上がりのスピードに生きていて、ブレーキングも強い制動が出せているんで、2本目のグラフに迫ってます。
2本目は外周のクリップでのブレーキでリアが流れ出したため、その後の加速に影響しました。
実際の走行動画です。
簡単ですがこのようにロガーを見て、色々な検証が出来ます。
今回は1台での比較でしたが、他の参加者などと比較しての長所・短所を知る事が出来ます。
今回のASPでは同ジデータロガーで陶山選手も解析していました。
陶山選手のデータ解析はこちら
●参考資料
LAP+View.netはどのように使うの?
http://minkara.carview.co.jp/userid/442599/blog/15389449/
GoogleEarth連携
http://minkara.carview.co.jp/userid/442599/blog/15436062/
その他Q&Aはdp3さんの掲示板を参照してください。
(質問はdp3さんへの直メールではなく掲示板でお願いします)